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MULTI VENUS VICL-337 ビクター Roux '92 release |
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| 1. Death Dance 2. From Crater Walls -月よりの警告- 3. 銀の月 黒い瞳 4. Walking Eyes 5. Replica of the History 6. 邂逅 7. 翼は雲になって 8. Basquelo 9. ジェンネ ジェノ 10. Graduale 11. Softly |
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金子飛鳥(Vn,Vo),今堀恒雄(G),富倉安生(B),Griko(Dr),渡辺等(B),仙波清彦(Per),八尋知洋(Per),Phase4(Srtings Quartet,Cho),Meceo Parker(Sax),Techie(Vo),渡辺香津美(G),吉野弘志(B),坂田明(Sax),板橋文夫(P),井野信義(B),飛鳥ストリングス 「時代の魂をゆさぶる進化したヴァイオリンサウンド あらゆるフィールドで縦横無尽な活躍をする女性ヴァイオリニスト金子飛鳥、待望のデヴューアルバム。」 [Askaのアルバム裏話] 自分の内にいつもある[ Rock 魂 ]を形の上でもいかしたアルバム。 アルバム1曲目、「Death Dance」(本当はDance of Deathなのだが英語checkが甘かった!で、ストリングスのアルバムでは正しい表記に変えています。。。。)は当初ドラムの8ビートにのせてbassのみポリリズムをアレンジしてきたら、Grico(Ds)がおもしろがって富倉さん(bass)と2人で強力なブルドーザーのような「だましリズム」をやってくれてしまい、私も、そしてポリリズムの天才今堀氏(Gr)でさえもライブで時折だまされてしまいました。実際その後もこの曲をいろいろなセッションでやろうとすると、レコードとは違ってもっと単純にしてもいいのに十中八九皆挑戦したがって、けっこう玉砕してしまうのです。(笑&涙) 「Basquelo」は元々渡辺香津美氏のFM公開録音のときに何か持ってきてと言われ、普段難しい曲でいじめられるばかりだったのでリベンジに作っていった曲でした(笑)このレコーディングではヴァイオリンとベースでベーシックをドンカマ(メトロノームのようにリズムキープしてくれるもの)なしにやり、カルテットで入れる代わりに何本か自分一人で好きにヴァイオリンとヴィオラを重ねていきました。そうしてさんざん遅くなったり止まったり変幻自在に揺れ動く曲にあとから超スピード難易度100%ユニゾンやらアドリブソロやら重ねていただくという大変なワザを香津美さんにお願いしました。いやあさすがでした! 「Jenne Jeno」は今考えると板橋文雄氏(pf)井野信義氏(cb)坂田明氏(sax)というおそれおおくも何が起こるか見当もつかないラインナップ。スタジオに入る前坂田さんが、「飛鳥、おれは一回しか吹かないからな」と冗談でおどしをいれたのをひそかに間に受けて震えていました。若かったんです。ハハハ。そして運命のその1回、かなりいい調子で長い曲も4分の3過ぎた頃、自分のソロの途中、ヒエーーー一番上の弦が切れたーーーー!!!!!でもここでやめてはせっかくのテイクがもったいないと歯をくいしばって弾き続けました。坂田さんは切れた事には気づかず、なんか突然下の方でばかり弾いてるなあと思っていたそうです。しかし全体がすごく良くって、なんてったって1回しか吹いてくれない約束ですから!がはは。もちろんこれはOKテイクとして収録されたのでした。よーく聞くとソロの途中でボン、と弦の切れた音が聞こえるはずそしてそれ以降高い音が出てこない。。。。。 「Walkin' Eyes」は以前清水靖晃氏のコンサートで出会ったJB'sのメシオパーカー氏(sax)とduoで録音しました。ちょうど来日中で、ある日の午前中しか時間がない忙しい日程の中、前の晩渡された私の譜面をsax用の譜面に書き直し練習して、その日も迎えが来たときにはホテルの外で立って待っていてくださり、大物の謙虚なプロ意識というものに感動しました。イメージ通りのクールで不思議なサウンドに仕上がりました。 こうして書いているとこのアルバムは本当に1曲1曲編成も変えてずいぶん凝ってつくったんだなあと思います。。良くも悪くも1stアルバムはたまっているアイディア全部出そうとするからさまざまなエッセンスが散りばめられた物になることが多いようですね。まあ、その分とがったところもあって面白いアルバムです。 |
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