Twelve Myths

BVCR-722  BMGビクター  '95 release
1. NATARAJA
2. ECHOES
3. MARG
4. DAWN
5. WHERE THE ROC LANDS
6. TAMAYURA
7. 花の翼(WREATH OF FLIGHT)
8. 夢の跡
9. JANE MAN JANE JANA
10. UPSTREAM
11. 春の声(VOICE OF SPRING)
12. EARTH TURNS ETERNAL


Aska Kaneko(Vn,Vla,E-Vln,Niko,Per,Vo,Cho,)
Richard Bailey(チE),Kuma Harada(B),James Lascelles(Key),Winston Delandro(G),Pandit Dinesh(Tabla),Shigeri Kitu(Vo,Cho),Mieko Shimizu(Cho),Godfrey Wang(Key),Luis Jardin(Per),Dhruba Ghosh(Sarangi),Nayan Ghosh(Sitar,Tabla),Susan Shattock(Cho),Sumiko Yamagata(Vo),Motoyoshi Iwasaki(Vo),Hitoshi Watanabe(B),Masako Kawamura(17-String-KOTO),Kiyohiko Senba(Per),Kazumi Watanabe(G),Niels Jannette Walen(Gamlan),Jia Pengfang(Niko),Kang Eun(Haegum),Kaori Komura(Korean Per),Aska Strings Project:1stVn/Masami Iwai,Yuko Ohkubo,Kuniyo Fukami,Haruko Yano,Chie Watanabe, 2ndVn/Chieko Kinbara,Izumi Kotani,Keiko Shiga,Kaori Takeuchi,Wakako Tochitani, Vla/Manami Kumata,Shizuko Takahashi,Risa Maruyama,Rika Morozumi, Vc/Ayano Kasahara,Soko Kuwabata,Masami Horisawa, CB/Kohji Maku-uchi

「インドから、中国から、インドネシアから、韓国から、ロンドンから、日本から、飛鳥のもとにマエストロたちが集まった。BMGビクター移籍第一弾、金子飛鳥ソロアルバムは、ロンドンと東京で繰り広げられた比類なきスケールのスーパー・セッションだ!!」


[Askaのアルバム裏話]

旅行やAsian Fantasy を通して体験してきた自分にとってのアジ アをまとめてみたくなりました。もちろんそれまで一緒に音を出してきた仲間がいないと成立しないので、参加メンバーはものすごく豪華です。イギリスに1軒の大きな家を借り、スタッフと一緒に[同じ釜の飯]を食べつつ作りました。アルバム最後の「Earth Turns Eternal 」は、ある日この家のピアノを弾いていて突然できあがってしまい収録された曲。

またアルバム全体のベーシックは、LONDONにあるkuma原田さんのBear Foot StudioでRichard Bailey(Ds), Luis Jardin(per), Kuma Harada(Bass), James Lascelles & Godfrey Wang (Key), Winston Delandro(Gr)たちと録りました。ああでもないこうでもない、グルーヴができあがるまでは曲の最初の基本となるところを延々くりかえして練習。各人がストンと胸におちる自分の居場所を見つけるまで、いっこうに曲の全体へと進もうとはしません。時間に追われず好きなだけこういうことをやっていられるのも海外ならでは。スタジオ代のとても高い日本ではやはりある程度の器用さや譜面をぱっと弾きこなすことが求められるのですが、かならずしもそれと出来上がる音楽の質が比例するわけではありません。。。。

「Where The Roc Land?」は、このリズム隊で休み時間にシロフォン叩き合って遊んでいたらだんだん乗ってしまい、エンジニア赤川氏が知らない間に録音していたというしろもの。いい味だしていたので、それにあわせて自分で胡弓を弾き、木津茂理さんに声をのせていただき一丁上がり。実は「夢の跡」のエンディングも、サーランギとタブラのDhurba兄弟がふと2人でさらっていたのが録音されていて、まるでそのためにあったように曲の終わりにそのままくっついてしまいました。これまですべての録音を一緒にやってきたツーカーの赤川氏は、こういう偶然のひろいものがあることを予期しているらしく常にアンテナ張って、ん?と思うとすかさずスイッチオン!

そしてトラックダウンは忘れもしないReal World Studio。私はほとんど芝生で寝転がったり瞑想したり、あのPeter Gabriel のプライヴェートピアノ部屋で彼のピアノを何時間も弾かせてもらったり夢のような時間を過ごしました。